結論:YUNZIIで迷ったら、75%レイアウトにノブとガスケットマウントを詰め込んだ「B75 PRO」(約10,600円)を選びましょう。アルミ筐体の重厚な打鍵感が目的なら「AL71」(約9,800〜12,200円)、日本語配列(JIS)とゲーミング性能を両取りしたいなら「RT75」ワイヤレス版(約16,200円)が本命です。
YUNZIIは「見た目はかわいいのに中身は本格派」という、これまで3万円級のカスタムキーボードでしか味わえなかった要素を1万円台に落とし込んできたブランドです。ただしモデル数が多く、型番が「AL」「B」「X」「QL」「RT」と系統で入り乱れているため、公式サイトやAmazonの一覧をそのまま眺めても違いが見えません。ここでは系統ごとの性格を整理してから、あなたの用途に合う1台を具体的に絞り込んでいきます。
YUNZIIはどんなブランドなのか
YUNZII(ユンジー)は中国・湖南省の湖南云熙電子商務有限公司(Hunan Yunxi E-Commerce Co., Ltd.)が展開するキーボード専業ブランドで、2018年設立です。設計は中国、販売とサポートはグローバルという体制をとっており、問い合わせ窓口としてsupport@yunzii.comが公開されています。
製品面での特徴は、ガスケットマウント・多層フォーム・ホットスワップ・ダブルショットPBTキーキャップ・3モード接続(有線/2.4GHz/Bluetooth)といった「カスタムキーボードの定番装備」をほぼ全モデルに標準搭載してくる点です。ラベンダー、ピンクハート、抹茶グリーンのような他社が出さない配色を揃えているのも強みで、デスクの雰囲気ごと変えたいならYUNZIIは有力な選択肢になります。
一方で、キー配列はUS ANSI配列(英語配列)が中心です。日本語配列はホールエフェクト搭載の「RT75」でようやく初対応という段階なので、ここを理解せずに買うと「かな刻印が無い」「変換キーが無い」と後悔します。配列の話は次章で詳しく扱います。
YUNZIIキーボードの選び方
筐体素材で「打鍵感の重さ」が決まる
YUNZIIを選ぶうえで最初に決めるべきは筐体素材です。型番が「AL」で始まるALシリーズ(AL66/AL71/AL98 PROなど)はCNC削り出しのフルアルミ筐体で、重量が1kgを超えます。机に置いたまま指だけで打つ据え置き運用なら、この質量が生む低く沈み込む打鍵感は一度味わうと戻れません。
対してB75 PROやX75 PROは樹脂筐体で、重量は850g〜1,020gほど。アルミ機ほどの重厚感はありませんが、ガスケットと樹脂の組み合わせは衝撃がマイルドで、長時間タイプしても指が疲れにくい方向にまとまります。価格も1万円前後に収まるため、初めてのカスタム系キーボードとしてはこちらが扱いやすい選択です。
配列は「キー数」と「JIS/US」の2軸で考える
キー数の選択肢は65%(66キー前後)・68%(71キー)・75%(80〜82キー)・96%(100キー)の4段階です。65%はF列を省いてデスクを最大限広く使える代わりに、ファンクションキーをFnレイヤー操作に頼ります。75%はF列・矢印キー・一部編集キーが揃っていて省スペースとの折り合いがよく、最初の1台として失敗が少ないサイズです。表計算で数字を打つ機会が多いならテンキー一体型の96%を選びましょう。
もう一つの軸がJIS日本語配列かUS ANSI配列かです。YUNZIIの主要モデルはUS ANSI配列のみで、日本語入力は「英数/かな」をショートカットに割り当てて運用します。かな刻印付きのJIS配列が必須という方は、JIS対応のRT75を選ぶのが確実です。
スイッチは自社銘のリニア/タクタイルから選ぶ
YUNZIIはミルク、ココアクリームV2、クリスタルホワイト、キャンディ、ジェリーフィッシュ、ブルーグレータクタイル、オニキスタクタイルといった自社銘スイッチを工場潤滑(プリルブ)済みで載せてきます。すっと底まで落ちる感触が好みならリニア系のミルクやキャンディ、指に引っかかりが欲しいならタクタイル系のブルーグレーやオニキスが合います。どのモデルも3ピン/5ピン対応のホットスワップなので、気に入らなければ後からスイッチだけ替えられるのが安心材料です。
接続方式・キーマップ変更・技適表示を確認する
ほとんどのモデルが有線(USB-C)/2.4GHzドングル/Bluetooth 5.0の3モード対応で、バッテリーは4,000mAh〜8,000mAhと余裕があります。キーマップの変更手段はモデルによって分かれ、QL75・AL98 PROなどはQMK/VIA対応(公式サイトでJSONを配布、usevia.appに読み込ませて設定)、AL66やB75 PROはWindows/macOS向けの専用ソフトまたはWeb設定を使う形です。X75 PROのようにキーマップ変更ツールがWindows向けのモデルもあるため、Mac中心で使うならVIA対応の有無を先に確認しておきましょう。
ワイヤレスで使う前提なら技適表示もチェックポイントです。国内で流通している主要モデル(AL66・AL71・B75 PRO・QL75・RT75など)は製品ページに「技適認証取得」と明記されています。購入後は本体底面や外箱の技適マークも併せて確認しておくと安心です。
YUNZIIのおすすめキーボード7選
B75 PRO|1万円台で全部入りの75%本命機
YUNZIIで1台だけ選ぶならB75 PROが基準になります。約10,600円という価格に、75%レイアウト・ガスケットマウント・ダブルショットPBTキーキャップ(Cherryプロファイル)・3ピン/5ピン対応ホットスワップ・3モード接続・4,000mAhバッテリー・音量ノブまで載せてきます。ノブは標準で音量調整、押し込みでミュートに対応しており、作業中に手元から目を離さず操作できます。
重量は約850gで、アルミ機ほど机に張り付く感覚はないものの、ガスケットと樹脂筐体の組み合わせが打鍵音の尖りを削ってくれるため、コトコトとした軽快な音にまとまります。2〜3万円帯のこだわり系キーボードが持つ要素を1万円台で体験できる、コストパフォーマンスの面でいまのYUNZIIの顔といえるモデルです。
- メリット:約10,600円でガスケット+PBT+ノブ+3モードが揃う/スイッチの選択肢が広く好みに寄せやすい/配色のバリエーションが豊富
- デメリット:樹脂筐体なのでアルミ機のような重厚な沈み込みは得られない/US ANSI配列のみ/キーマップ変更は専用ソフト前提でVIAほど自由度は高くない
なお2026年1月末には、上位版のB75 PRO MAXが追加されています。筐体・ガスケット構造・ホットスワップ対応はB75 PROと共通で、違いはノブの隣にTFTディスプレイが載ること、QMK/VIAに完全対応すること、バッテリーが8,000mAhとB75 PROの2倍になることの3点です(重量は約993gとわずかに増えます)。実売は1万円台前半で、差額は数千円に収まります。上に挙げたデメリットのうち「キーマップ変更の自由度」が引っかかる人や、ディスプレイに時計やCPU使用率を表示させたい人は、こちらを選ぶ価値があります。配列がUS ANSIのみという点はB75 PROと変わりません。
AL71|1万円そこそこで手に入るフルアルミCNC
アルミ筐体のキーボードは2万円を超えるのが当たり前でしたが、AL71は約9,800〜12,200円(カラーとスイッチの組み合わせで変動)でCNC削り出しのフルアルミボディを出してきます。68%(71キー)レイアウトで矢印キーは独立、サイズは310×100×38mm、バッテリーは4,600mAhです。PORONサンドイッチフォーム、ソケットフォーム、PETサウンドパッドと内部の吸音層を重ねており、1kgを超える質量と相まって余韻の短い締まった打鍵音になります。
NKRO対応で同時押しの取りこぼしもなく、2.4GHz/Bluetooth 5.0/USB-Cの3モードで仕事用PCとゲーム機を行き来できます。「アルミの質感を一番安く味わいたい」という動機なら、ここが入口として正義になります。
- メリット:1万円前後でフルアルミCNC筐体という価格破壊/多層フォームによる締まった打鍵音/NKRO+3モード接続
- デメリット:1kgを超える重量で持ち運びには向かない/F列が無い68%レイアウトのためFn操作に慣れが必要/US ANSI配列のみ/カラー・スイッチによって価格差が大きい
AL66|ノブ付き65%でデスクを広く使うアルミ機
AL66は66キー+ノブの65%レイアウトに6063アルミ合金の筐体を組み合わせたモデルです。重量は約1,145g、バッテリーは5,000mAhで、前面に加えてサイドにもRGBが入り、バックライト18モード+サイドライト4モードという見せ方の幅があります。ホットスワップは3ピン/5ピン対応、Bluetooth 5.0/2.4GHz/有線の3モードでWindows・macOS・iOS・Androidまでカバーします。
マウスを大きく振るゲームや、キーボード手前にノートを置く使い方をするなら、F列を削った65%の省スペース性が効いてきます。価格はおおむね1万円前後から始まりますが、色とスイッチの組み合わせによっては1万7千円台まで振れるため、狙った構成の値段を見てから決めるのが賢い買い方です。
- メリット:アルミ筐体+ノブ+5,000mAhバッテリーの組み合わせ/サイドライトまで備えた凝ったRGB演出/65%でデスクの作業領域を広く確保できる
- デメリット:約1,145gで据え置き前提/F列や一部編集キーがFnレイヤーに回る/カラーとスイッチで価格のばらつきが大きく、構成によっては割高に見える
AL98 PRO|テンキー付きで妥協しないフラッグシップ
数字入力を手放せない方に向いた1台がAL98 PROです。96%(1800)レイアウトで100キー+多機能ノブを備えつつ、フルサイズより横幅を抑えています。価格は約22,900円とシリーズ最上位ですが、有線・無線ともに8,000Hzポーリングに対応するデュアル8K仕様、8,000mAhの大容量バッテリー、QMK/VIA対応、ガスケットマウント+プリルブ済みホットスワップPCBという構成で、スペックの穴がほぼありません。
付属品もシリコン製リストレスト、交換用キーキャップ、交換用スイッチ、編組ケーブル、8Kレシーバー、キーキャッププラーと手厚く、箱から出した状態で完結します。表計算と資料作成が主戦場で、ゲームにも使うなら、ここが全部入りの王者です。
- メリット:テンキー一体で横幅を抑えた96%レイアウト/有線・無線ともに8,000Hzポーリング/8,000mAhバッテリーとQMK/VIA対応/リストレストまで同梱
- デメリット:約22,900円でシリーズ最高価格/100キー・アルミ筐体ぶんの設置面積と重量/US ANSI配列のみ
X75 PRO|透明キーキャップ×最安クラスの入門機
予算を1万円以内に抑えたいならX75 PROが候補になります。価格は約7,900〜11,000円で、82キーの75%レイアウト、ガスケットマウント、ホットスワップ、Bluetooth 5.0/2.4GHz/USB-Cの3モード、4,000mAhバッテリーと、この価格帯としては装備が過剰なほどです。サイズは325×135×40mm、重量1,020g、キーキャップはPC素材のCherryプロファイルで、Kailhジェリーフィッシュ、クリスタルアイス、クリスタルホワイトといったスイッチを選べます。
最大の魅力は透明筐体と透明キーキャップにRGBが回り込む見た目で、光らせることそのものを楽しみたい方には他に代えが利きません。ただしキーマップ変更ツールがWindows向けのため、Mac専用機として使うなら設定の自由度は割り切る必要があります。
- メリット:1万円を切る構成もある価格/透明キーキャップとクリア筐体のRGB表現が唯一無二/75%で実用的なキー配置
- デメリット:キーマップ変更ツールがWindows向けでmacOS環境では自由度が下がる/透明キーキャップは印字が読み取りづらく皮脂汚れも目立つ/US ANSI配列のみ
QL75|丸型キーキャップのレトロタイプライター
QL75は丸型キーキャップとパンクなメタル調フレームでタイプライターを再現したモデルで、価格は約13,900〜14,800円です。見た目だけの飾り物ではなく、QMK/VIAプログラマブル、ホットスワップ、RGBバックライト、2.4GHz/Type-C/Bluetooth 5.0の3モード接続と中身は現代の仕様です。タブレットを立てられるスタンドを内蔵しており、iPadと組み合わせた執筆机をそのまま作れます。
キーは段差のある階段状配置で指の移動を助けてくれますが、丸型キーキャップはキー間の隙間が広いぶん、慣れるまでは隣を叩く誤打鍵が出ます。打鍵音もカチャカチャと主張が強いので、静かなオフィスより自宅の書斎向きです。
- メリット:レトロデザインとQMK/VIA対応という珍しい両立/タブレットスタンド内蔵でiPad運用に強い/ホットスワップ+3モード接続
- デメリット:丸型キーキャップは慣れるまで誤打鍵が増える/打鍵音が大きめで静かな環境には不向き/重量があり持ち運びには向かない
RT75(ワイヤレス・JIS版)|日本語配列×ラピッドトリガーの本命
YUNZIIで唯一、JIS日本語配列とかな刻印を備えるのがRT75のワイヤレス版(約16,200円)です。スイッチはホールエフェクト(磁気式)で、アクチュエーションポイントを0.1mm刻みで調整でき、キーを少し戻しただけで即リセットされるラピッドトリガーに対応します。有線接続時は8,000Hzポーリングに対応し、2.4GHz/Bluetoothを含む3モードで使い分けられます。
75%レイアウトにノブを備え、ダブルショットPBTのCherryプロファイルキーキャップ、ガスケットマウント、多層の吸音材という構成なので、FPSを撃つときも日本語で文章を書くときも違和感がありません。「日本語配列は譲れないがラピッドトリガーも欲しい」という条件を、この価格で同時に満たせるモデルは多くありません。
- メリット:JIS日本語配列+かな刻印でそのまま日本語入力に移行できる/0.1mm刻みのアクチュエーション調整とラピッドトリガー/有線8,000Hzポーリングと3モード接続の両立
- デメリット:磁気式のため交換できるのは磁気スイッチのみで、MXスイッチの載せ替え遊びはできない/同サイズのメカニカル機より1万円台後半と価格が上がる/ラピッドトリガーの設定は専用ソフトでの追い込みが前提
YUNZIIおすすめ7モデル比較表
| モデル | 参考価格 | 配列・キー数 | 筐体・重量 | スイッチ方式 | 接続 | バッテリー |
| B75 PRO | 約10,600円 | US ANSI/75% | 樹脂・約850g | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT | 4,000mAh |
| B75 PRO MAX | 約11,000〜13,000円 | US ANSI/75%+画面 | 樹脂・約993g | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT | 8,000mAh |
| AL71 | 約9,800〜12,200円 | US ANSI/68%(71キー) | アルミCNC・1kg超 | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT5.0 | 4,600mAh |
| AL66 | 約10,000〜17,800円 | US ANSI/65%(66キー+ノブ) | アルミ6063・約1,145g | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT5.0 | 5,000mAh |
| AL98 PRO | 約22,900円 | US ANSI/96%(100キー+ノブ) | アルミCNC・重量級 | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT(8K対応) | 8,000mAh |
| X75 PRO | 約7,900〜11,000円 | US ANSI/75%(82キー) | 透明樹脂・1,020g | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT5.0 | 4,000mAh |
| QL75 | 約13,900〜14,800円 | US ANSI/75%(丸型キー) | レトロ調・重量級 | メカニカル(ホットスワップ) | 有線/2.4GHz/BT5.0 | 内蔵充電式 |
| RT75(ワイヤレス) | 約16,200円 | JIS日本語/75%+ノブ | 樹脂・約865g | ホールエフェクト(磁気式) | 有線8,000Hz/2.4GHz/BT | 内蔵充電式 |
YUNZIIキーボードのよくある質問
YUNZIIはどこの国のブランドですか?
中国・湖南省に本拠を置く湖南云熙電子商務有限公司(Hunan Yunxi E-Commerce Co., Ltd.)が運営するブランドで、設立は2018年です。設計を中国で行い、販売とサポートをグローバルに展開する体制をとっており、サポート窓口(support@yunzii.com)や各モデルのマニュアル・ソフトウェアのダウンロードページが公式サイトに用意されています。
日本語配列(JIS)のモデルはありますか?
ホールエフェクト搭載のRT75にJIS日本語配列版があり、かな刻印も保持されています。これがYUNZII初のJIS配列モデルで、AL66・AL71・B75 PRO・X75 PRO・AL98 PRO・QL75といった他の主要モデルはUS ANSI配列です。US配列でも「英数/かな」の切り替えをショートカットやIME設定に割り当てれば日本語入力は問題なくできますが、刻印どおりに打ちたい方はRT75を選びましょう。
ワイヤレスで使っても電波法上の問題はありませんか?
国内で流通している主要なワイヤレスモデル(AL66・AL71・B75 PRO・QL75・RT75など)は、製品ページに「技適認証取得」と明記されています。日本国内でBluetoothや2.4GHz接続を使う場合は技適マークの有無が前提条件になるため、購入時に製品ページの記載を確認し、届いたら本体底面や外箱の表示も見ておくと確実です。
Macでも使えますか?キーマップは変更できますか?
紹介した各モデルはWindows/macOSの両対応で、本体側のスイッチやFnキー操作でOSモードを切り替えられます。キーマップ変更の手段はモデルごとに異なり、QL75やAL98 PROはQMK/VIA対応で、公式サイトが配布するJSONファイルをusevia.app(VIA)に読み込ませればキー割り当てやマクロを自由に組めます。AL66やB75 PROはWindows/macOS向けの専用ソフトやWeb設定、X75 PROはWindows向けツールでの変更となるため、Mac中心の環境ならVIA対応モデルを選ぶと扱いやすくなります。
キースイッチは後から交換できますか?
メカニカルモデルはすべてホットスワップ対応で、3ピン/5ピンのMX互換スイッチをはんだ付けなしで差し替えられます。工場潤滑済みの自社銘スイッチが最初から載っているため無理に替える必要はありませんが、打鍵音や荷重の好みが固まってきたら交換で詰められるのは大きな利点です。ただしRT75は磁気式のため、交換できるのは対応する磁気スイッチに限られます。
打鍵音は静かですか?オフィスで使えますか?
YUNZIIはガスケットマウントと多層フォームを組み合わせているため、同価格帯の一般的なメカニカルキーボードに比べて高音の響きが抑えられ、コトコト/ポコポコ系の落ち着いた音になります。静音特化ではないので無音ではありませんが、リニア系スイッチを選んだB75 PROやAL71なら共用スペースでも許容されやすい音量です。一方でQL75は構造上どうしても音が大きいため、静かな環境で使うなら避けましょう。
まとめ
YUNZIIは「安いから妥協する」ブランドではなく、ガスケットマウントとホットスワップを1万円前後で当たり前にしてしまったブランドです。用途別に整理すると、おすすめは次の3台に集約されます。
- 最初の1台・在宅ワーク兼用:B75 PRO(約10,600円)。75%+ノブ+PBT+3モードで死角がなく、価格と満足度のバランスが最も良いモデルです。
- アルミ筐体の打鍵感を最優先:AL71(約9,800〜12,200円)。1万円前後でCNC削り出しのアルミボディと多層フォームによる締まった打鍵音が手に入ります。
- 日本語配列+ゲーミング性能:RT75ワイヤレス版(約16,200円)。JIS配列とかな刻印を保ったまま、0.1mm刻みのアクチュエーション調整とラピッドトリガーを使えます。
テンキーが要るならAL98 PRO、予算1万円以内で光らせたいならX75 PRO、デスクの雰囲気を変えたいならQL75と、目的がはっきりしている方はそちらを選んでください。そこまで強い条件が無いなら、迷わずB75 PROで間違いありません。

